年間行事– 正光寺では一年を通して様々な行事を催しております。 –

s


正光寺の年間行事

 浄土真宗では「聞法を第一」としており、教えを聞くということがもっとも大切なこととされています。そのため聞かないものは「名ばかり門徒」といわれます。

 忙しい毎日ですが、お寺で法座があるときは、できるだけ時間をつくり、み教えに耳を傾けることが大切であると考えます。

 正光寺では親鸞聖人の御恩に感謝する法要「報恩講」をはじめ、3月11日の「東日本大震災追悼法要」など多くの法座を催しています。

  また、法要のほかにも、合唱のNaionコーラス、遊休品即売会、落語会、和太鼓ライヴ、地域医療者の講演会など様々なイベントを実施し、ご門徒さん、地域のみなさんとの交流を広げ、ご縁を大事にしています。




どなた様もお気軽にお参りください。

地域の皆さまとの尊いご縁に感謝します。



1月1日 修正会(元旦会)

 修正会(元旦会)(しゅしょうえ・がんたんえ)は、新年を祝うとともに、真実の教えに生かされる身のしあわせをよろこび、念仏もろともに報恩の生活の第一歩を踏み出す行事です。
 年のはじめに御仏前にお礼をし、心を新たにするのは、意義深いことです。

3月11日 東日本大震災追悼法要

 平成23年(2011)3月11日午後2時46分18秒、巨大な地震が東日本を襲い、壊滅的な被害をもたらしました。震源地は牡鹿半島、東南東の沖130キロ、マグニチュード9.0、観測史上最大の地震でした。
 この地震により多くの尊い命が失われ、沿岸に住む門信徒の方々をはじめ、ここ一関市でも震災の被害にあわれた方が少なくありません。
 正光寺では毎年、この震災で犠牲となられたすべての人たちを追悼する法要を営んでいます。

3月21日 春季彼岸会

 彼岸とは到彼岸(とうひがん)の意で、迷いのこの岸をはなれて、悟りの彼(か)の岸にいたるということです。春秋の二季、春分、秋分の日を中心に行われる法座です。
 年中でもっとも良い季節に、自分の生活を省み、如来さまのご恩を謝し、本願の船にのせられてさとりの彼の岸にいたる身のしあわせをよろこぶのです。

5月21日 宗祖降誕会 遊休品即売会

 宗祖降誕会(しゅうそごうたんえ)は5月21日、親鸞聖人(しんらんしょうにん)のご誕生をお祝いする行事です。聖人は承安3年(1173)のこの日、京都の日野でお生まれになりました。
 聖人のご誕生があったればこそ、わたくしたちが本願を聞くことができるのですから、そのご恩をよろこびながらつとめます。
 正光寺では、慶祝の行事として門信徒の皆さまから寄せられた遊休品の即売会も催しています。

8月13日〜 盂蘭盆会

 盂蘭盆会(うらぼんえ)とはお盆の正式名称です。盆には、亡くなった人を追慕し、報恩のおもいのなかに、家族ぐるみでまことのみ教えを聞きましょう。それが、親も子も祖先もともに迷いから救われて、まことのよろこびを得る道です。浄土真宗では供養するためではなく、報恩の意味で盆の行事をつとめさせていただきます。

9月6〜7日 報恩講

 親鸞聖人の御祥月命日(旧暦11月28日、新暦1月16日)に勤修する法要を「報恩講」といいますが、1月の御正忌報恩講には、本山である本願寺にお参りするため、正光寺では9月6〜7日に期日を繰り上げてお勤めしています。これを「お引き上げ」とか「お取りこし」と呼んでいます。

9月23日 秋季彼岸会

 春季彼岸会の説明をご覧ください。

12月31日 除夜会

 除夜会(じょやえ)は、大晦日の夜、一年の行事の締めくくりとしてつとめます。感謝のお念仏を称えることが生活の原点であることを確かめる法要です。寒い時節、正光寺では甘酒などを準備しお勤めしています。